2012年5月13日日曜日



リョウです。KAZEHIKOが書き込む前にもう一個ぶっこみます!



「その空気を吸うだけで、高く跳べるとでも思っていたのかな…」

スラムダンク22巻 矢沢龍二より引用





海外の空気を吸えば、引き籠りだった人がアクティブになれるのでしょうか?

海外の空気を吸えば、視野が広がるのでしょうか?

海外の空気を吸えば、自分が見つかるのでしょうか?

一年間ヨーロッパの空気を吸っているだけでは、高くは跳べない。




YASUもブログで書いていましたが、僕も最近よくこのことを考えています。

日本と何が違うのか?


日本でしっかりしていた人は、海外でもしっかりしています。

日本で空気の読めない人は、海外でも空気は読めません。

日本で好かれている人は、海外でも好かれます。


日本とほとんど変わらない。




じゃあ日本に滞在しているのと、何が違うのでしょうか?

チャンスの数

日本の大学に一年間通っている学生よりチャンスの数は多いはずです。




ここにきた目的は日々変化するかもしれません。でもその時、その時で目的を考えて、今の自分がそのために何をすべきか具体的に考えて行動をする




じゃあ、ここに来た目的ってなんだったのか?


日本の優れた技術を世界に売り込むことができるエンジニアになりたい。


他の先進国よりも日本は優れた技術をたくさん持っていると思います。それは世界も認めていることだということを、ここヨーロッパで実感もできました。でも日本にはまだまだ埋もれている技術がたくさんあるのではないでしょうか?


技術を売り込む能力が先進国の中で劣っていると思います。

エンジニアが技術を創る。後は営業に全て任せるのですか?そもそも日本はこの垣根が大きすぎるのではないでしょうか?エンジニアは工場と家を往復するだけでいいのでしょうか?


どんなに優れた技術を持っていても、それをうまく表現できなければ社会で使われない。社会で使われなければ、その技術はただの自己満足に過ぎない
日本の優れた技術を自己満足で終わらせないためには、技術を分かる人が技術を売り込むことが必要だと思います。技術は社会で使われて初めて、価値が生まれる。




そのために人を説得できるくらいの英語力をつける必要性がある。この一カ月で日常のコミュニケーションがとれるくらいの英語力はつきました。でも仕事で使える、人を説得できるくらいの英語力にはまだまだ程遠いです。残り3カ月、企業研修が始まる前までに、英語力をそのレベルまで向上させないといけない。そこでやっとスタートラインに立てる。




この一年間ヨーロッパには日本で過ごしているよりも、

この目的を実現するためのチャンスはここヨーロッパには日本よりもたくさんある。


僕は今こう考えています。みなさんはどうしょうか?


KAZEHIKOが忙がしそうなので、チナちゃん次お願いします!KAZEHIKOも時間に余裕があったら、ぶっこんで下さい!

2 件のコメント:

  1. 初めまして,2点コメントさせていただきます。

    >日本の大学に一年間通っている学生よりチャンスの数は多いはずです。
    上記のようにおっしゃっていますが,本当にそうなのでしょうか.
    日本の大学に通っていても,海外の環境に居ても,チャンスは同じなのではないでしょうか。ただただ,今まで立ち止まることもなく送ってきた生活とは違う,そして期限付きの環境で,「何かを得たい」という姿勢から見えるチャンスの数が違うだけな気がしますがいかがでしょうか.

    >技術を売り込む能力が先進国の中で劣っていると思います。

    >エンジニアが技術を創る。後は営業に全て任せるのですか?そもそも日本はこの垣根が大きすぎるのではないでしょうか?エンジニアは工場と家を往復するだけでいいのでしょうか?

    と,あるのですが,欧州ではエンジニアが営業を行っているのでしょうか?
    日本のように,エンジニアと営業が分かれては居ないのでしょうか。この問題は,エンジニア職と営業職の分業が本質なのでしょうか。私にはそれも一因ではあるようには思えますが,本質ではないように思います。

    期限付きではありますが,皆様の人生にとってより良い滞在になりますように:)

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    1. こんにちは。インターン参加者のYです。貴重なコメントありがとうございます。

      1点目について。
      仰る通り、チャンスの数は一緒なのかもしれません。自分は日本にいるときも学生間の交流を積極的に深めようとしてきました。そこでも、非常にバラエティーに富んだ学生がいて、いろいろな刺激を受けました。
      そして、様々な面で優秀な学生がいる中、自分のアイデンティティは何なのだろうかと悩むことも増えました。結果的に、海外に目を向け、このプログラムに参加することとなりました。
      昨今ではソーシャルメディアを用いて、人と人とのつながりが作りやすく、そうしたチャンスも多くなっていると思います。実際、使い方によっては下手な留学よりも有意義に交流を深められると思います。
      私の研修先はスペインですが、ここで会う日本人の多くには年齢・職業など様々な経歴を持った方がいます。ですが、一貫して感じるのは、自分のライフスタイルに対するモチベーションの高さです。ここに来る人はやっぱり、どこか一般人と違う目線を持っている気がします。
      まぁ、なんと行ってもスペインですからね。そういった出会いがあるのは自分が海外にいるからなのではないでしょうか。

      2点目について。
      あくまで個人的な見解ですが、企業の体質がトップダウンであることに本質があるのではと思っています。
      語弊を恐れず言うなら、研究内容が非常に高度になり、細分化され、一人一人の仕事の存在価値が分かりにくくなっていることで、エンジニア本人が自分の研究開発の意義をよく理解できていないことが多々あるような気がします。そこに、有意義なアイデアが埋没してしまう鍵があるのではないでしょうか。
      この問題の本質は、エンジニア自身と、そうしたエンジニアを統括する立場の人間の、目指すものの行き違いにあるのではないでしょうか。それを改善するためには、双方でより深くコミュニケーションをとれるようにすべきだし、またそのようなエンジニアを目指したいと思っています。
      少々分かりにくくなってしまい申し訳ありません。
      ただ、自分も実際に職についていた訳でないので分からないというのが正直なところです。そこのところを企業研修で感じ取れたらと思います。

      貴重な意見をありがとうございました。

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